落合恵子のちょっと待ってMONDAY・拓郎ゲスト1986.10.19(日)
落合恵子のちょっと待ってMONDAY
「オトコ時刻(どき)」コーナーに拓郎ゲスト1986.10.19(日)
文化放送1986年10月12日から1990年4月8日
1986.10.12~1989.3月 日曜夜 9:30~11:30
1989.4月~1989.3月 日曜夜 10:00~11:30
対象リスナーを主に女性とし、世の中の社会問題、関心事、時節の話題などあらゆることを女性の観点で見て考えていこうというコンセプトを持った、硬派寄りの情報・報道系トーク番組。スタッフもディレクターを始め、ミキサー以外の全員を女性で固めていた[1]。
パーソナリティは元文化放送アナウンサーで作家の落合恵子。『セイ!ヤング』降板以来約8年ぶりのラジオパーソナリティとなった。当初は半年間だけの条件で出演していたが、好評により、本番組終了まで3年6ヶ月に亘る出演となった。
本番組のタイトルには「月曜日が来るのは“ちょっと待って”」ということと、MONDAYのMONにMAN(男性)を掛けて「男性中心の社会(MANDAY)に“待った”を掛ける」という意味がある、としている。なお、「日曜の夜はTVを消して」がサブタイトルに付いていた。
本番組が生まれたきっかけは、国際女性デーの10年の締めくくりに当たる1985年の11月23日、ラジオ沖縄が中心となって、女性が進行するイベント及び24時間の生放送が行われ、この日これに参加していた文化放送の女性スタッフが「このような番組をうちでもやりたい」と思ったことだったという。
番組開始当初は制作局・文化放送のみでの放送だったが、1987年4月からは秋田放送、IBC岩手放送が加わって3局ネットに、同年10月からは常時12局〜約20局程のネットとなった。文化放送以外の各ネット局は1時間の短縮バージョンで放送されていた。
なお、本番組に影響される形で、STVラジオでも女性リスナーをターゲットにした同様のコンセプトを持った番組『日曜8時はおんな時刻』(1987年10月〜1990年3月、日曜日20:00〜22:00)が放送されていた。
1987年8月15日に、日本ジャーナリスト会議(JCJ)より奨励賞受賞(受賞対象は、『ちょっとコモンセンス』コーナーで放送された「太平洋戦争から45年~女たちの12月8日」「東京大空襲を知っていますか」「国家機密法って何」「沖縄の女たち」の、一連の『戦争と女シリーズ』)。また、1990年には放送批評懇談会によって第27回奨励賞に選ばれている。
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