駅に流れるメロディー 名曲訪ねて九州一周してみた
♪麦わら帽子はもう消えた
鹿児島中央駅で指宿枕崎線に乗り換え、4駅先の谷山駅(鹿児島市)で列車を降りた。ホームでは列車の到着前、シンガー・ソングライター吉田拓郎さんの代表曲「夏休み」の冒頭部分が流れる。少し重い曲調で、歌詞を思い浮かべると、切ない気持ちになった。
吉田さんは鹿児島県伊佐市出身。幼少期を鹿児島市谷山地区で過ごし、当時の思い出が「夏休み」のモチーフになったという。地元のファンや有志がメロディーの放送を企画し、JR九州の協力を得て、昨年から流している。
この日は鹿児島市で1泊。ブリの刺し身や煮物に舌鼓を打ち、鹿児島県南九州市名産のお茶を使った焼酎で良い気分になって眠りについた。
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