小室等 「雨が空から降れば」作曲話・おんがく白書 / プロテストソング2
小室等 「雨が空から降れば」作曲話・おんがく白書
■「雨が空から降れば」作曲
引き出しはないけれど "雨が空から降れば" って出てきたらほとんど一気に最後までいって、多分出来上がるまでに1時間かかってないと思う。
なんか考えてるんじゃなくどんどん出てくる。
フォークではE7いったかなぁ。
加藤和彦がmaj7使ってたなぁ。
そうだAmじゃなくてAm7使ってたなぁ。
たたみ掛ける所は関西フォークもやってくれていたし。
みたいな事で引き出し総動員が瞬間的にどんどん生まれた。
■「しょうがない」という受容
気分が高揚してる時、楽しい時、鬱っぽい時、暗い気持ちの時、どんな気持ちの時もこの歌は全部受け止めてくれる。それはある意味では何にも言ってないから。ただひとつ言っているのは「しょうがない」ということ。しょうがなさっとていうのが、「しょうがないよね」って言われるとほっとするし、怒るときにも楽しくもなれていろんな事に応えてくれると思う。大ヒットしてないけどみんな好きだと言ってくれて長続きしてる。いろんな人が唄ってくれてる。(拓郎を忘れとる)
なんか魅力があるんじゃないか。
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