田家秀樹ブログ・新・猫の散歩 ニューヨークに行きたい
・というようなことを書こうとしたんではありませんが(笑)。書き込みの中にニューヨーク在住の方がいらして、つい嬉しくなって話題が変わってしまいました。うーん、ニューヨークに行きたい。え、ハワイじゃないの、と言われるかもしれませんが(笑)。
・ハワイはもちろん行きたい。いつでも行きたい。と言っても、そんなに慌てなくても後何年かしても大丈夫な気もしてるんですよ。ニューヨークはそうは行かない。やっぱり遠い。片道12時間か。腰とかね。そろそろ心配になってきてます。
・ずいぶん、行ってないんです。最後に行ったのは2001年の春。GLAYのレコーデイングの取材でした。その年の秋に9.11が起きて、そこから縁がなくなってしまった。日本の音楽事情が変わって、海外取材なんかとんでもない、という風潮になってしまったこともあります。
・それだけじゃなくて、アメリカに惹かれるものが少なくなってしまった、というんでしょうか。思い上がった言い方をすれば「僕のニューヨークじゃなくなった」みたいな感じかな。もちろん、自分のものだったことなどないですけど。
・最初に惹かれたのは「ウエストサイド物語」かな。中学の頃ですよ。あの摩天楼を舞台にしたミュージカル。コンバースのスニーカーに憧れました。その後は、デイランのアルバム「フリーホイーリン」のジャケットかな。デイランが恋人と腕を組んで歩く、あのシチュエーション。ああやって歩きたいと思いました。
・アメリカ、遠かったですからね。初めて行ったのは80年。90年代半ばくらいまでは、公私を超えて年に一回くらいは行ってました。一番印象的だったのは、甲斐バンドのアルバム「虜」「黄金」のレコーデイングの取材ですね。カメラマンの井出情児とマンハッタン中をロケハンで歩き回った思い出があります。
・その後は、拓郎・陽水・小室等の「ニューヨーク24時間漂流コンサート」。マンハッタンを24時間路上コンサートをするというドキュメント。企画構成が僕でした。TBSラジオの30周年企画かな。お金あったんですねえ。アルバムにもなりました。
・でも、もうあの頃のマンハッタンじゃないよなあ、と思ってたんですが、この間、メジャーリーグでヤンキースタジアムから中継していて、夜景を流してたんです。それを見ていて、急にうずいてしまいました。最後のマンハッタン。後一二年の間かなあという感じです。というようなことを思わせてくれた書き込みでありました(笑)。
・さっき、拓郎さんのラジオ、聴いてました。今もやってますけど、2時間聴かなくて良いかと。ヒットしなかったシングルの紹介。今週と来週ですね。面白いです。こんなにあるんだ、という感じ。やっとこういう話をするようになった、という新鮮さもあります。
・ということで話題変更(笑)。曲ですね。拓郎さんが映画「旅の重さ」に書いてボツになったという曲。「歩け歩け」、だったかな(笑)。良い曲でした。じゃ、お休みなさい。
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