田家秀樹ブログ・新・猫の散歩・ゲストは石川セリさん。
番組は、TOKYO FMの月曜日深夜1時半からの「Kei’s Bar」。オンエアは少し先になりますが、7月24日と31日。彼女は今、福岡に住んでいてめったに上京しないんだそうです。たまたま用事があって出てきたということで今日の収録になりました。
「Kei’s Bar」は、レコード会社の社長、会長を歴任、日本の音楽産業のシンボルのような方だった石坂敬一さんがおやりになっていた番組なんですね。彼が去年の大晦日になくなってしまい、一時お休みしていたんですが、僕が引き継がせて頂く形で3月から再スタートしてます。
彼を軸にした同じ時代を生きたミュージックマンたちのドラマやロマンを綴って行くというコンセプトの番組。これまでのゲストはそうそうたるお歴々が多かった中で石川セリさん。生前、石坂さんがゲストのお願いをしていて約束が果たされないままになっていた、という背景がありました。
今年、彼女のアルバムが2枚再発されました。一枚は76年の名盤アルバム「ときどき私は」、もう一枚は77年に出たライブアルバム「FIRST LIVE」。石坂さんとの思い出話をしつつ、アルバムの話を伺ってました。今だから話せるエピソード。へえ、そうだったんですか、という話も色々ありました。
実は、話をするのは初めてだったんですよ。70年代当時、僕は放送作家でしたから、番組に来ても直接会話はしてないんです。しかも、「ときどき私は」は、当時ジャケットがボロボロになるくらいに聴いた大好きなアルバムでしたし、多少、緊張もありましたけど、楽しい時間でした。
あのアルバムは、今聴いても名盤です。イントロに続く一曲目の「朝焼けが消える前に」二曲目「霧の桟橋」がユーミンの曲。ちょっぴりアンニョイな空気は大人っぽかったです。当時のユーミンとの仲良し話も出てました。拓郎さんと陽水さんの話もしてました。
そして、あの名曲「セクシー」。下田逸郎さんの詞曲。あの曲をもらった時のこととかね。あのアルバムには入ってませんけど陽水さんが書いた「ダンスはうまく踊れないのは」のエピソードもね。そうだったんですか、でありました。素敵な女性でした。
というわけで、収録があったり打ち合わせがあったりなんですが、梅雨、駄目ですねえ。身体がだるくて思うようにならない。なんで、こんなに疲れが取れないんだろうという感じ。年を感じます。ほどほどに、と言い聞かせながらの一日。明日は、TBSの午後の「デイキャッチ」に呼ばれてます。
先日第三回発売分が出た「大人のJ-POPカレンダー」について。午後5時からです。時間が短いんで、どこまで話が出来るかなという感じです。ちゃんと寝ないとね。曲ですね。セリさん、「ときどき私は」を。じゃ、お休みなさい。
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