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2017/03/07

ムッシュかまやつさん密葬、教会でしめやかに…堺正章ら60人参列

ムッシュかまやつさん密葬、教会でしめやかに…堺正章ら60人参列
1日に膵がんで死去したグループサウンズ、ザ・スパイダースの元メンバーでミュージシャン、ムッシュかまやつさん(享年78)の密葬が6日、東京・世田谷区の頌栄(しょうえい)教会でしめやかに営まれた。
 
かまやつさんがキリスト教徒だったため、教会で行われた。関係者によると、いとこで歌手の森山良子(69)やスパイダース時代の盟友、堺正章(70)、長年親交がある歌手の吉田拓郎(70)、松任谷由実(63)、エッセイストの阿川佐和子さん(63)ら近親者や親しい関係者約60人が参列。長男で歌手、TAROかまやつ(年齢非公表)が喪主を務めた。
 
かまやつさんの愛妻も夫が亡くなる直前の2月末に他界。喪主あいさつに立ったTAROは当時、父にそのことを伝えようと東京都内の病院を訪れたが、すでに痛み止めの影響で意識混濁状態だったため、伝わったか分からなかったと説明。
 
ただ、その数日後にかまやつさんも妻の後を追いかけるように旅立ち、息子としては“分かっていた”と感じたという。TAROは「父は怖がりだったので、母が『こっちもいいところよ、こわくないわよ』と言って、母のところへ旅立ったのかもしれません」と天を仰いだ。
 
森山は密葬に参列後の午後8時前、ニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」に生出演するため、東京・有楽町の同局へ。記者の声かけに無言ながらも、ほほえんで会釈してスタジオに入った。
 
番組はザ・スパイダースのデビュー曲「フリフリ」やかまやつさんが父のジャズ歌手、ティーブ釜萢さんと歌ったデュエット曲「1920&1950」など、故人にまつわる曲が流される“追悼番組”として放送。
 
森山は「『俺が死んでもビービー泣くんじゃない。そういうのが一番嫌い。死んだらヘラヘラしていろよ』といつも言われていた」と述懐。「最後まで生ききったムッシュを誇りに思います」と声を詰まらせていた。

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