グレイスランド&蔭山敬吾のブログ・吉田拓郎の「ビート・ピッキング」革命1(修正版)/グレイスランド&蔭山敬吾のブログ
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吉田拓郎の「ビート・ピッキング」革命1(修正版)
ミュージシャンや音楽評論家が「すべては吉田拓郎に始まる」という
ようなことを言って、そのヒーロー性や影響力の大きさばかりを語っ
たり書いたりしているが、どの話にも肝腎なことが抜けている。
その肝腎なことというのは、拓郎さんが日本のポピュラーミュージック
・シーンで起こした、『「ビート・ピッキング」革命』のことである。そのこ
とをこれまでに誰も指摘していないので、これから何回かに分けて
書いていくことにする。
まず始めに、「ビート・ピッキング」の創始者はジョン・レノンであり、
日本でその魅力——アコースティックギターでビート感を出すピッ
キングの魅力——に気づいていたのが、吉田拓郎と加藤和彦な
のだ、ということを書いておきたい。
なお、ジョン・レノンのビート・ピッキングの魅力を聴いてたしか
めたい場合は、「ヘイ・ジュード」が最適だ。後半の「ラーラーラ、
ラララッラー」の箇所のうねるようなノリノリのピッキングは、聴く
人を即、ビート・パラダイスに連れて行ってくれる。
僕が拓郎さんを初めて強烈に“意識”したのは、広島市内の見
真講堂で拓郎さんのビート・ピッキングを観た時だった。1966
年のことだった。
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