J-POP MAGAZINE ( 2 )
拓郎: 僕も自分でね、僕がうつになるっていうのは信じられなか
ったですね。そいで12月、去年の12月ずっと、うつのまん
ま、薬を止めるわけにはいかないんだなぁっていう感じで、
言われたまんまにね医者から、薬飲んでてそろそろツアー
が始まるから止めようかなって思ったら、今ねあの六十肩
っていう。肩が痛くなって今度は。
田家: 五十肩ではなくって。
拓郎: ま六十肩っていう、五十肩ってのはとっくに、四十、五十
肩っていうのは今の僕には出てこない。ええ、要するに、
肩こり、ええ。で僕はあの肩がこった事がなかった若者だ
ったんですよずっと。長い間ギターを抱えていても、肩こり
がよくわかんなかったんですよ。肩をもんでもらうとくすぐ
ったいっていう。
田家: ははっ、やめてくれ、なんていう。
拓郎: ダメだったんですけどね。肩こっちゃって肩こっちゃって。
これで肺がん、うつ病、肩こり・・・がっくり。
田家: はははっ。笑っちゃいけないんですけどついつい笑ってしま
うっていう。
拓郎: 耐えられないですよ。僕、こういう性格だからねなんでも笑
顔でね、あの笑って乗り切って行きますけどもね。
きついんですよ。
田家: 五十肩は3年前にやって、洋服着るの大変でしたね。
拓郎: そうねぇあのシャツ着る時に「あれっ?」ともう手が曲がらな
いんだな。しかも痛いんでねここが。すごく不自由だよねぇ。
田家: 半年ぐらいで自然に治りましたよ。
拓郎: 半年かかるわけでしょう。ツアー中ずっとねぇ、つらいなぁ、
ていうね。うつと肩こり抱えてツアーやるおじさんて可哀想
でないかい、ちょっと。同情して欲しいよ。
田家: ツアーのお客さんは同情しに来るという側面があると。
拓郎: いやー可哀想だなぁと思いながらねぇ、慰めのファックスとか
ねぇみんなから欲しいなぁと思いますよ。
曲 ・・・ 恋唄(一瞬の夏より)・・・
田家: お聞きいただいてるのは、あの去年のツアーのね代表曲を収め
た、同じ編成でレコーディングし直した「一瞬の夏」というア
ルバムの中の「恋唄」。これいい唄でしょ。全然ね、そんなに
メジャーなシングルヒットとかしてないんだけど僕この歌大好
きです。
続く
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