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2005/08/22

J-POP MAGAZINE ( 2 )

'05 8月20日(土)FM NACK5 J-POP MAGAZINE

     【 吉田拓郎インタビュー・前編 ② 】

田家: あのー、一番似合わない病気っていうふうに思われるかも
  
   知れないですよね。

拓郎: 僕も自分でね、僕がうつになるっていうのは信じられなか

   ったですね。そいで12月、去年の12月ずっと、うつのまん
 
   ま、薬を止めるわけにはいかないんだなぁっていう感じで、

   言われたまんまにね医者から、薬飲んでてそろそろツアー

   が始まるから止めようかなって思ったら、今ねあの六十肩

   っていう。肩が痛くなって今度は。

田家: 五十肩ではなくって。

拓郎: ま六十肩っていう、五十肩ってのはとっくに、四十、五十

   肩っていうのは今の僕には出てこない。ええ、要するに、

   肩こり、ええ。で僕はあの肩がこった事がなかった若者だ

   ったんですよずっと。長い間ギターを抱えていても、肩こり

   がよくわかんなかったんですよ。肩をもんでもらうとくすぐ

   ったいっていう。

田家: ははっ、やめてくれ、なんていう。

拓郎: ダメだったんですけどね。肩こっちゃって肩こっちゃって。

   これで肺がん、うつ病、肩こり・・・がっくり。

田家: はははっ。笑っちゃいけないんですけどついつい笑ってしま

   うっていう。

拓郎: 耐えられないですよ。僕、こういう性格だからねなんでも笑

   顔でね、あの笑って乗り切って行きますけどもね。

   きついんですよ。

田家: 五十肩は3年前にやって、洋服着るの大変でしたね。

拓郎: そうねぇあのシャツ着る時に「あれっ?」ともう手が曲がらな

   いんだな。しかも痛いんでねここが。すごく不自由だよねぇ。

田家: 半年ぐらいで自然に治りましたよ。

拓郎: 半年かかるわけでしょう。ツアー中ずっとねぇ、つらいなぁ、

   ていうね。うつと肩こり抱えてツアーやるおじさんて可哀想

   でないかい、ちょっと。同情して欲しいよ。

田家: ツアーのお客さんは同情しに来るという側面があると。

拓郎: いやー可哀想だなぁと思いながらねぇ、慰めのファックスとか

   ねぇみんなから欲しいなぁと思いますよ。

   曲 ・・・ 恋唄(一瞬の夏より)・・・ 

田家: お聞きいただいてるのは、あの去年のツアーのね代表曲を収め

   た、同じ編成でレコーディングし直した「一瞬の夏」というア

   ルバムの中の「恋唄」。これいい唄でしょ。全然ね、そんなに

   メジャーなシングルヒットとかしてないんだけど僕この歌大好

   きです。

       続く

   

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