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2005/06/29

この唄を君に贈ろう ( 6 )

konouta6

小室: これ、ハワイアンでいこうか。

拓郎: ハワイアンがいいんですよ。発想がもう、このサウンドで、もう。

   

  ・・・ウクレレをポロロ~ンと弾いて・・・

拓郎: この響きが・・あ、同じかキーが。(笑)

小室: がっはははは。

拓郎: キー同じだったねぇ。(笑)あれぇ!?まずいねぇ。(笑)
   
   今、違うつもりでやったんだけど。(笑)

   ♪ハワイよいとこ一度はおいで~月の浜辺でウクレレ弾けば~

   踊るあの娘のいじらしさ~まったくすばらしい~あ~うぇ~ 

   ってやればよかったわけよ。

   ほ~、あははは、ほ~って、ホーホケキョ。(笑)

   ♪本当に 恥ずかしいって何で俺がやんなきゃいけないわけよ。

小室: 前回のゲストの人は最後まで一気に作りましたよ。

拓郎: だからその才能のある人は別よ。俺は運だけでやってる男

      だから。

   ♪ほんとに~、いいな。あはは。俺、酔ってるんじゃないだ

   ろうな。(笑)

   ねえ、ただの陽気なおっさんになっちゃってるよ。(笑)

   なんでウクレレってこう軽薄なんだろ。(笑)

   これじゃなくて、ちょっとギターで。ウクレレでやってると

      発展がないな。

   ウクレレで曲作れねぇーよ。(笑)

   ♪ほんとに~はずかしい お、いいねぇ!

   ♪ほんとに~はずかしい よくしゃべる~ 、る~、る~、

   Am一発でいこう。

小室: オーケー。

拓郎: ♪ほんとに~はずかしい よくしゃべる~ 、

   いいな!ポップ!(笑)

   すげーな、今の!がはははは。

   ♪ほんとに~はずかしい よくしゃべる~ ホテルの部屋から

   眺めて~次、ハモだな。♪おれー、あははは。

   ♪おれー、好きだよ~ 絵的にいい~、タリラリルル~、

   あはははは。

   ♪絵的にいい~ 見てるだけ~、うんうんうん。(笑)

   ♪絵的にいい~ 見てるだけ~ ちょっと反省~ね。

   よくねぇ、他人の曲とか作っててさぁ、「聞いたことあるなぁ~」

   と思うと俺の曲なんだよ。(笑)すっげーつらい。(笑)

   「なーんかこれどっかで聞いたことあるなぁと思うと過去に作っ

   た曲だったりして「まずいなー」なんて「自分の作った曲なら

   盗作って言わないのかなぁ」、なんて。(笑)

   ♪ちょっち反省アコーディオン、か。あははは。和風だなぁ。

   ♪ちょっと反省アコーディオン ハイ! あはははは。ハイが

   入るじゃないこれ。(笑)

   譜面にしといて、ハイを。(笑)ここ全員で唄おう「ハイ」は。

   ♪タイプの違う女~、ものすげーなこれ。(笑)

   ♪ほんとに~はずかしい よくしゃべる ホテルの部屋から眺め

   て~おれ~好きだよ~絵的にいい 見てるだけ ちょっと反省

   アコーディオン ハイ! タイプの違う女~ ・・・しぼった

   ばかりの~、あはははは。

   あっははは、いっちゃうなぁ。(笑)

拓郎: いいね。

小室: いいよね。

拓郎: そういうわけで、え~

小室: そういうことでね、

拓郎: タイトルは「風の便りで」ということで。(笑)

小室: ふーむ、ふむふむふむふむ。

   とってつけたように聞こえるかもしんないけど、僕はきのう初め

   てね、あのーみんなで逢って飲んだでしょ。そいで、その席で、

   拓郎さんから今度の新しいアルバム(吉田町の唄)のテープを

   聞かせてもらって夜中帰って聞いて、朝もまた聞いたんですけど

   、こういっちゃなんだけど、久しぶりにいいね!

拓郎: ホントに「こういっちゃなん」ですね。(笑)

小室: ごめんごめん(笑)、でも、本当にねぇ、いい。なんでいいん

   だろう。

拓郎: ま、だからさっき言ったような事が全部、影響してるような気が

   して、例えば親父の事とか。いろんな、多分人間てそういうさぁ、

   つまりなんて言うんですかそのーこういう巡り合わせってのがあ

   るとしたら、今体調がすこぶるいいんじゃないかな、僕は。

   だから精神的にもそういう事が終わってしまって、自分で言うの

   はすごく変だけど、非常に体調がいい、と。身体の調子がいいん

   だなって気がすごくするんですよね。

小室: アルバムすごくいいよね、自分でもそう思うでしょ。

拓郎: 僕、思ってます自分で。すごく好きなアルバムになりましたね

   、だから、つまり俺、ほら自己陶酔の典型のような所あるから、

   当分自分で聴いてるでしょうね。

   自分の歌聞きながら寝るのが僕、一番好きだったんだけど、ここ

   ん所ずっと違う人の聞いてました。

小室: だからねぇ、あの、僕はあのぅ数年前に、彼が僕のレコードをね、

   プロデュースしてくれて、やったの。僕、そのことについては
 
   とても感謝してるよ、僕にとっては良かった事だけども、

   あなたにとってはあんな事やってる場合じゃなかったんだよね。

   いやいや、そう言ったらまたきみがまた怒ると思うけども。

   そう、他人の事よりやっぱり、「きみの歌がいい」ことがいい

   ことだよ。

拓郎: 勉強してたんじゃないですか? うん・・・大人になりきれなく

   てさ・・・

   ま、まだなれないんだけど・・・なんかこう、もがいてたっ

   ちゅうか、いろんな事をやっぱりした方がいいんじゃないか

   って思ってたし自分でも。

   だからそれはホントに、例えばフォーライフレコードの社長やる

   、みたいな事もさ・・・含めて、いろんな事やろうと。

   で、やって一個ずつ大人に、肉つけていくのが、ま、贅肉にも

   なっちゃったんだけど・・・さ、そういう事がきっと何て言う

   んだろう、こう・・・生きてる証みたいな気がしてたから。

   なんでもやるっていうさ、ま、他人のレコード、僕、他人の

   レコード作ったりするっていうのは基本的にはね、あの、

   なんだろうな・・・贅肉の付きそうな仕事なんですよね、

   はっきり言って、スタジオへ行って、現場へ行ってさ、あいつ等

   と会ったりするのってさ・・・するんだけどやってた・・・ま、

   全部、ま、勉強してたと思えば、いいんじゃないかって親父が

   言ってそうな・・・えぇ、ま、 気がします。

   夜も更けてまいりました。

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制服(吉田拓郎/1973年)集団就職で東京に出てきた少女たちを見かけ、駅のホームから遠く眺めている情景を唄った名曲。都会というものは時に夢を抱かせ、時に夢を壊す。そんな都会の現実から、少女たちの将来をあくまで現実的に思い浮かべています。集団就職は今では遠い昔のことですが、この... [続きを読む]

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