この唄を君に贈ろう ( 5 )
小室: うん。いや、やってみて嫌なことだったらやめよう。
拓郎: いやもう嫌だよー。(笑)
小室: いやいや、大丈夫だって。(笑)俺はね、大丈夫だって思う。(笑)
小室さん、カードを選びだす・・『本当に恥ずかしい』『よくしゃべる』
・・・拓郎は 落ち着かない様子で水割りをグビグビ飲んでいる・・・
小室: ここから一つ、君が選んでちょっと出してちょうだい。
拓郎: ここから選ぶんですか? えーーーっと、ま、どれでもいいんだね。
じゃあ『ホテルの部屋から眺めて』。
小室: OK!
拓郎: そんなこと言ったか? ああそうか。
小室: きょうどこ行ったの?っつったら、「ずっとホテルの部屋から眺めてた」って。
拓郎: そうだ!すごい!(笑)すごいなぁー小室さん。(笑)なーにきみ、そうだよ。
テープでプレイバックするよかショックだね、こうやって字で書かれると。
ははははっ、こんなこと言ったかな、みたいなの。(笑)
小室: じゃ淳ちゃんこの辺から一個。
拓郎: これきょう番組2回目っつったっけ?
小室: 3回目。
拓郎: うまくいった?このコーナー。
小室: うん、もうバッチリ。
拓郎: 本当・・・
河内: 『絵的にいい』っていうのがいいな。(笑)
小室: これが・・こうつなげたい?『絵的にいい』。
じゃあ『ホテルの部屋から眺めて』『俺、好きだよ』『アコーディオン』
拓郎: 俺ね9時から仕事なんだ。(笑)
小室: いいんだ。(笑)
拓郎: 「いいんだ」って、決めんの。(笑)
小室: いいの。
児島: 『タイプの違う女』
小室: あ、俺、それいいと思うね。じゃあこれ、もう一個なんかくっつけて。
拓郎: ああ僕が? えー、『ちょっと反省』。
小室: じゃあこれ曲にします。
拓郎: 小室さんが?(笑)
小室: 違うよ。(笑) きみ、ハワイアンでいきたいって言ってたじゃない。
拓郎: え、これのこと? えーー?俺はほら ♪ハワイよいとこ一度はおいで~
月の浜辺でウクレレ弾けば~(笑)
小室: だーからきみはなーんにも聞いてないでしょう。
拓郎: う、うん。(子どもの返事のように)
小室: まずこれを作るの。
拓郎: うん。 (またまた子ども)
小室: ウクレレ使ってやるの? ギター使ってやるの?
拓郎: ウクレレ。 えぇ俺が入るの?もういきなり?
小室: そう。
拓郎: ひどいねぇーへへへ。
小室: 嫌だ?
拓郎: 嫌です。(笑)
小室: チョッ(舌打ちです)、わがままなんだから~。
拓郎: いや、わがままとかなんとかじゃなくて。普通、「はい、やりたいです」って
言うばか、いないよこんなの。(笑)誰だって嫌だよ~こんな。(笑)
俺、正直にみんなの代弁しとくよ。
小室: ・・・ギターを弾き出す・・・(笑)ほらこれだよ。
拓郎: ♪きみにあってからというもの僕は~ ははははっ
それ、だめだよ~。(笑)
続く
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