( 33 ) 拓郎・小室等・坂崎幸之助「憧れた人」
拓郎: もうきょう、ずっと1時からやっててね、そいで何時頃に話したか忘れましたが、結局スターになりたかったと。(笑)
坂崎: ほう。
拓郎: じゃないかと、僕は。自分で自分をこうね、探っていくに従って。あの、今、こじつけなんですよ、ほとんど。ふと思うに、俺はスターに憧れてたんじゃないか、と。ファンレターを出したりとかリクエストをしたりとか結構まめにする少年だったんだよ。で、結局そのスターの人達に実際に会えるようになってみて、会ってみると実際に会わない方が良かったと思う人もいたし、会って良かったって人もいるんだけど、坂崎君にとっての日本のスター、あのつまりファンレターを書いてみたいとか、お世話になった女優さんとかなんか・・・
坂崎: 女性で?
拓郎: うん。 つまりもうもの凄く、この人とだったらどうなってもいい、恋焦がれた人よ。
坂崎: はい、言いづらいんですけどね、えー男は拓郎さんですよ。
拓郎: うん、で、女の人は?
坂崎: ちょっと・・拓郎さんの前で言いづらいんですけどね・・(笑)浅田美代子・・・うっふっふ。
拓郎: ・・・浅田美代子さん・・・あれ好きだったの?
坂崎: 好きです、あと木の内みどりさん・・・
拓郎: あの時代のアイドル・・・
坂崎: はい、いわゆる普通の・・・手の届かないっていうんじゃなくて手の届くっていう感じですよね。
拓郎: ふーん、はぁー、木の内みどりさんと浅田美代子さんねぇー、二人、タイプ違う・・
坂崎: 結構身近ですよ。(笑)
拓郎: よく知ってます二人とも、はい。
坂崎: うふふふふ。
拓郎: お前、お前ね、もっと違うのを・・こういう時なんだから、違う人を・・やめろよお前(笑)身も蓋もないってこういう事言うんだよ。(笑)
坂崎: すいませーん。
小室: うひゃひゃひゃ・・
拓郎: なーんだそれっていうさ。あぁそうかねぇ。でもタイプは違うねふたり。もし木の内みどりさんや浅田美代子さんに会ったら、どうしますか?いきなり歌、歌っちゃう?
坂崎: 歌っちゃいますね、僕、吉田拓郎さんよく知ってますから。(笑)♪これこそは~って。(笑)
拓郎: 木の内みどりは喜ばない。木の内みどりさんて、そういう人じゃない。わりとミーハー嫌い。軽薄は嫌いなの。こんな事、俺が詳しく言ってもしょうがない。(笑)誰かの奥さんだよね。
小室: がっはっははは。
坂崎: 竹中さんですね。
拓郎: 小室さんは?
小室: 俺、俺の頃は、ずーっと昔だよね。自分がガキだった頃に・・・月丘夢路さん、とかね。
拓郎: あれですか、やっぱりオナペットだったんですか?
小室: いやいや全然、俺が子どもの頃に、もう向こうはホントに熟女。
拓郎: 年、関係ないよ、僕だって小学校、中学校の頃に若尾文子さんとか、この人がお母さんだったらいいなと思って、夢精してましたね。(笑)
小室: あと、あの、お通さん、八千草薫さん。
拓郎: はぁ~。八千草薫さんて清楚な・・
小室: 宮本武蔵のお通さんだったんだよ。三船敏郎さんの時かな?
拓郎: 凄い話になってきましたね。(笑)芦川いずみっていう人、いなかったかなぁ。あの人が学校の先生ならいいな、と思って・・学校行くたびに、なんで俺の学校、こういう先生いないんだろうって。あの人が学校の先生、やると、裕次郎かなんかと、もう憧れまくるっていう。
小室: ♪姉さん先生~は、芦川いずみさんをイメージしてた?
拓郎: いや、これはホントに鹿児島でね、宮崎先生ってね、いたんですよ。顔、形、全部覚えてますよ。あの小学校の2年の時に担任の先生でね。僕、小学校2年の時に、すごく憧れてる女の子がいたんだけど、下駄屋の娘だったですけど。子供心に好きだったんだけど、ある日、相撲を取らされて、男子と女子で。負けるんだ俺、どの女の子とやっても。で、砂があるでしょ、あそこへ投げ飛ばされて、そのチズコちゃんて子が僕を投げ飛ばして、ポンと蹴られたんですよ。
小室: あらら、そりゃ傷ついたねぇ。
拓郎: うん、ひどく傷ついて、泣いたの。チーちゃんが僕をいじめた、とか言って。したら宮崎先生が、「よしよしよし」とか言って「吉田くん、もう大丈夫よ。きょう、先生んちへ遊びに行こうか?」って俺をおんぶしてくれて・・・「ぼく行くー」(笑)で、背中におんぶされた時に、先生のこのうなじ、首筋からなんか大人の人の匂いがして、なんかもう、このままこすりつけていたい・・・
坂崎: かっかっかっかっ。「こすりつけていたい」って。
拓郎: へばりついていたい、だ。表現が違う。(笑)間違えた。(笑)今、つい本心が出ちゃって・・このまんまずっといたい・・・
坂崎: 後ろから(笑)
拓郎: 後ろから、おいおい。(笑)おんぶはこうするもんだよお前。そいで家まで行って、「はい降りなさい」って言われても、「いやだ、僕、降りない」ってすっかりもう真っ赤になってんな俺は。(笑) その先生の事なの宮崎先生って。大好きだったの。その時に、チーちゃんから、大人の先生への恋に変わったんですよ。
坂崎: はぁ~、そん時に作ったんですか?
拓郎: バカ! 小学校2年で、できないよぅ。(笑)それ作ったら今頃俺、ビートルズだよ。入ってるよストーンズに。(笑)
坂崎: ほう。
拓郎: じゃないかと、僕は。自分で自分をこうね、探っていくに従って。あの、今、こじつけなんですよ、ほとんど。ふと思うに、俺はスターに憧れてたんじゃないか、と。ファンレターを出したりとかリクエストをしたりとか結構まめにする少年だったんだよ。で、結局そのスターの人達に実際に会えるようになってみて、会ってみると実際に会わない方が良かったと思う人もいたし、会って良かったって人もいるんだけど、坂崎君にとっての日本のスター、あのつまりファンレターを書いてみたいとか、お世話になった女優さんとかなんか・・・
坂崎: 女性で?
拓郎: うん。 つまりもうもの凄く、この人とだったらどうなってもいい、恋焦がれた人よ。
坂崎: はい、言いづらいんですけどね、えー男は拓郎さんですよ。
拓郎: うん、で、女の人は?
坂崎: ちょっと・・拓郎さんの前で言いづらいんですけどね・・(笑)浅田美代子・・・うっふっふ。
拓郎: ・・・浅田美代子さん・・・あれ好きだったの?
坂崎: 好きです、あと木の内みどりさん・・・
拓郎: あの時代のアイドル・・・
坂崎: はい、いわゆる普通の・・・手の届かないっていうんじゃなくて手の届くっていう感じですよね。
拓郎: ふーん、はぁー、木の内みどりさんと浅田美代子さんねぇー、二人、タイプ違う・・
坂崎: 結構身近ですよ。(笑)
拓郎: よく知ってます二人とも、はい。
坂崎: うふふふふ。
拓郎: お前、お前ね、もっと違うのを・・こういう時なんだから、違う人を・・やめろよお前(笑)身も蓋もないってこういう事言うんだよ。(笑)
坂崎: すいませーん。
小室: うひゃひゃひゃ・・
拓郎: なーんだそれっていうさ。あぁそうかねぇ。でもタイプは違うねふたり。もし木の内みどりさんや浅田美代子さんに会ったら、どうしますか?いきなり歌、歌っちゃう?
坂崎: 歌っちゃいますね、僕、吉田拓郎さんよく知ってますから。(笑)♪これこそは~って。(笑)
拓郎: 木の内みどりは喜ばない。木の内みどりさんて、そういう人じゃない。わりとミーハー嫌い。軽薄は嫌いなの。こんな事、俺が詳しく言ってもしょうがない。(笑)誰かの奥さんだよね。
小室: がっはっははは。
坂崎: 竹中さんですね。
拓郎: 小室さんは?
小室: 俺、俺の頃は、ずーっと昔だよね。自分がガキだった頃に・・・月丘夢路さん、とかね。
拓郎: あれですか、やっぱりオナペットだったんですか?
小室: いやいや全然、俺が子どもの頃に、もう向こうはホントに熟女。
拓郎: 年、関係ないよ、僕だって小学校、中学校の頃に若尾文子さんとか、この人がお母さんだったらいいなと思って、夢精してましたね。(笑)
小室: あと、あの、お通さん、八千草薫さん。
拓郎: はぁ~。八千草薫さんて清楚な・・
小室: 宮本武蔵のお通さんだったんだよ。三船敏郎さんの時かな?
拓郎: 凄い話になってきましたね。(笑)芦川いずみっていう人、いなかったかなぁ。あの人が学校の先生ならいいな、と思って・・学校行くたびに、なんで俺の学校、こういう先生いないんだろうって。あの人が学校の先生、やると、裕次郎かなんかと、もう憧れまくるっていう。
小室: ♪姉さん先生~は、芦川いずみさんをイメージしてた?
拓郎: いや、これはホントに鹿児島でね、宮崎先生ってね、いたんですよ。顔、形、全部覚えてますよ。あの小学校の2年の時に担任の先生でね。僕、小学校2年の時に、すごく憧れてる女の子がいたんだけど、下駄屋の娘だったですけど。子供心に好きだったんだけど、ある日、相撲を取らされて、男子と女子で。負けるんだ俺、どの女の子とやっても。で、砂があるでしょ、あそこへ投げ飛ばされて、そのチズコちゃんて子が僕を投げ飛ばして、ポンと蹴られたんですよ。
小室: あらら、そりゃ傷ついたねぇ。
拓郎: うん、ひどく傷ついて、泣いたの。チーちゃんが僕をいじめた、とか言って。したら宮崎先生が、「よしよしよし」とか言って「吉田くん、もう大丈夫よ。きょう、先生んちへ遊びに行こうか?」って俺をおんぶしてくれて・・・「ぼく行くー」(笑)で、背中におんぶされた時に、先生のこのうなじ、首筋からなんか大人の人の匂いがして、なんかもう、このままこすりつけていたい・・・
坂崎: かっかっかっかっ。「こすりつけていたい」って。
拓郎: へばりついていたい、だ。表現が違う。(笑)間違えた。(笑)今、つい本心が出ちゃって・・このまんまずっといたい・・・
坂崎: 後ろから(笑)
拓郎: 後ろから、おいおい。(笑)おんぶはこうするもんだよお前。そいで家まで行って、「はい降りなさい」って言われても、「いやだ、僕、降りない」ってすっかりもう真っ赤になってんな俺は。(笑) その先生の事なの宮崎先生って。大好きだったの。その時に、チーちゃんから、大人の先生への恋に変わったんですよ。
坂崎: はぁ~、そん時に作ったんですか?
拓郎: バカ! 小学校2年で、できないよぅ。(笑)それ作ったら今頃俺、ビートルズだよ。入ってるよストーンズに。(笑)
・・・一部略・・・
拓郎: しかし二人には何もお聞きせずに、一人で喋ってる気もしますが。
坂崎: いいんです、拓郎さんの番組ですから。
小室: そうそうそう。
拓郎: もうあと30分ですから、冷たいビールをアキヨさん(アナ)が用意してくれてるって言うんで・・・
小室: ああいいな。
拓郎: 飲みたいなと思っておりますが、30分ですので待ってて下さい。
坂崎: 待ってるんですね。
小室: はい。
拓郎: ここで泊まろうよ。
坂崎: (笑)生がありますから。(笑)
拓郎: 小室さん坂崎さん、どうもありがとうございました。
坂崎: どうも。
小室: 失礼しました。
坂崎: いいんです、拓郎さんの番組ですから。
小室: そうそうそう。
拓郎: もうあと30分ですから、冷たいビールをアキヨさん(アナ)が用意してくれてるって言うんで・・・
小室: ああいいな。
拓郎: 飲みたいなと思っておりますが、30分ですので待ってて下さい。
坂崎: 待ってるんですね。
小室: はい。
拓郎: ここで泊まろうよ。
坂崎: (笑)生がありますから。(笑)
拓郎: 小室さん坂崎さん、どうもありがとうございました。
坂崎: どうも。
小室: 失礼しました。
「落陽」
続く
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